暮らしの中の経済
 
暮らしに役立つお金についてのお話です。
 


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平成の景気とバブル

平成という時代になってからの日本の経済は、
バブル景気と平成不況という正反対の状況を経験しました。

バブル景気は、1986年末頃から1991年初め頃まで、
4年余りにわたる好景気の時代でした。

過剰な投機熱によって、資産価格がどんどんと高騰して、
その高騰した資産価格によって支えられていたバブル経済は、
まさに、泡のようにはじけて崩壊してしまいました。
そして、景気は急激に後退して、
一気に平成不況へと突入してしまったのです。

バブル景気真っ只中の頃は、お金、あるいは物の価値観は、
ちょっと異常とも思えるような状態でした。
今では考えられないような大盤振る舞いの状況が、
至る所で見られました。

誰もが、こんな状態はいつまでも続くはずがないと感じつつ、
多くの人がその恩恵に少しでもあずかりたいと思っていました。

今ではとても想像できない、まるで夢を見ているかのような、
そんな時代が日本にもあったということですね。



Apr 28 15:06 | 経済 | 管理

景気動向指数

景気の動きを見るときは、景気動向指数が指標になります。
景気動向指数は、CI(Composite Index)とDI(Diffusion Index)
の2つがあります。

CIは、構成する指標の動きを合成することで、
景気変動の大きさや量感を測ることが主な目的とされ、
DIは、構成する指標のうち、 改善している指標の割合を算出して、
景気の各経済部門への波及度を測ることが主な目的となります。

DIでは先行指数、一致指数、遅行指数の3つの指数が使われます。
先行指数は数ヶ月先の景気の動き、一致指数は景気の現状、
遅行指数は半年から1年遅れで反応する指数を示します。

景気動向指数は、景気が上向きか下向きかを総合的に示すもので、
3ヶ月前との比較を用い、拡大を示す指数の数を数えて、
採用している指数の数に対する割合を出します。
50%が、景気転換点の目安となっており、
一致指数が3カ月以上連続して50%を上回っていれば、
景気は拡大局面、下回っていれば後退局面と見ることができます。



Mar 31 10:23 | 経済 | 管理

景気は回復するのか

2010年は景気が回復するのでしょうか。
ずっといざなぎ景気超えの好景気だったはずなんだけど、
何だか、今ひとつ景気が良い感じがしないから、
今年こそは景気が回復して欲しいなんて思ってしまいます。

実際、好景気といっても、好調なのは輸出産業ぐらいで、
あとの企業は賃金カットやリストラなんかでコストダウンして、
本業で業績を上げているのではないようです。

庶民感覚では、そんなに景気がいいというわけじゃない、
というふうに感じてしまいます。
実感の伴わない好景気といったところでしょうか。

団塊の世代の方々の大量定年退職。
これが、良い方向に出るといいですよね。
ただ、高額な賃金を払わなくてなる分、
膨大な退職金が必要になるってことで、
残された社員たちの賃金UPは、
そのバランス次第ってことになってしまうのでしょうか。



Feb 24 14:43 | 経済 | 管理

デフレからインフレへ

2~3年前の日本の景気は、いざなぎ景気を超えた上で、
ゴールデン・サイクルにあたり好景気になるだろう、
という話しを聞きました。
これまで、下がり続けていたサラリーマンの給料も、
ようやく上がってくるだろうとも言われています。

こうした年の日本の景気の背景には、
デフレからインフレへと移行し、
更には、団塊の世代の大量の定年退職の影響もあるようです。
2007年から数年に渡って、団塊の世代が大量に定年退職し、
月々に掛かる高額給与が無くなるのは好材料ではあります。
その分、今まで給与の上がらなかった人達に回ればいいのですが、
どうなるかわかりませんね。
というのも、退職金が大量に必要になるので、
給与負担の減った分をそちらに当ててしまうのではないか、
といった話もあるのが気になるところです。



Jan 21 14:53 | 経済 | 管理

2007年の景気

2007年の景気はどうだったのでしょうか。
前年の終わりにはいざなぎ景気超えで、
更には景気の4つの波が、
全部上昇するというゴールドサイクル。

ここから2010年にかけて、
思い切り景気は拡大して行くという話でしたが、
でも、庶民としはあんまり実感がありませんでした。

サラリーマンの給料もずっと下降気味で、
好景気が続いているといっても、
賃金カットや輸出業に頼っていることによる好景気なので、
実感としては好景気による恩恵はあまり感じられませんでした。

株価や金利が上昇し、企業業績が好調になっているので、
そろそろ、それが給料に反映されるのではないでしょうか。
2007年は、庶民でも好景気の恩恵を感じられる年になるのかも?
なんて、淡い期待をしていたのですが。



Dec 22 15:43 | 経済 | 管理

2006年からの景気

2006年の景気動向で、注目されていたのは、
いざなぎ景気超えとそれに重なるような黄金サイクルでしょうか。

景気循環の4つのサイクルが、
すべて上昇に重なる状況は、黄金の循環とか、黄金サイクル、
とか言われるのですが、戦後3回目の景気循環の黄金サイクルが、2006年の末に重なってきていたんですね。

この黄金サイクルによって、2006年から2010年前後にかけての、
景気拡大が期待されているっていうのは、
2006年の景気動向の中でも注目すべき点だと思います。

デフレのせいか、あまり好景気な印象がないのだけど、
黄金サイクルがやってきて、いざなぎ景気超えに拍車が掛かって、という2006年締めくくりは、好景気の未来を予感させてくれます。
庶民もその好景気の恩恵が得られることを期待したいところです。



Nov 04 14:05 | 経済 | 管理

日本の景気

日本の景気は、2006年末からの黄金サイクルといざなぎ景気超え
ということで、ようやくデフレから脱して好景気に向かっていく
ということだったと思います。

でも、いざなぎ景気超えといっても、
消費による好景気ということではなく、
賃金はむしろ下がっていました。
企業とかは好調なのかも知れませんが、
消費者にとっては、非常に辛い状況だったと思います。 

黄金サイクルがやってきて、2010年ぐらいまでは、
ずっと好景気になるらしいという見通しは、
とても明るい見通しではあったと思います。
実感としても好景気なんて印象はありませんでした。
輸出産業が好調だったり、あるいは賃金カットによる
コストダウンで企業の業績がいいように見えたのでしょう。

思えば、かつてのバブル景気の頃は、
消費者の方もとにかくイケイケのムードで、
国全体がすごく活気があったような気がします。
少しでもあの頃の気分だけでも取り戻したいものですね。



Oct 07 16:18 | 経済 | 管理


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