神武景気 |
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| 神武景気(じんむけいき)というのは、 1955年から1957年にかけての、 爆発的な好景気のことをいいます。 日本の初代天皇とされる神武天皇が即位して以来、 例を見ない好景気という意味で名づけられたのだそうです。
1950年から1953年の間の朝鮮戦争において、 アメリカ軍への物資の支援や、 破損した戦車や戦闘機の修理などを日本が請け負い、 日本経済が拡大したのが始まりとされています。
この好景気により、敗戦に打ちひしがれた日本経済は、 戦前の水準にまで回復しました。 また、「三種の神器」といわれる冷蔵庫、洗濯機、白黒テレビが、 国民生活において憧れの対象となりました。
その後、日本経済は、一時景気が後退しましたが、 高度経済成長期を迎えることになりました。 戦後の日本が立ち直る大きなきっかけとなったのが、 この神武景気と言えるのではないかと思います。
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Sep 03 15:45 | 経済 | 管理
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