暮らしの中の経済
 
暮らしに役立つお金についてのお話です。
 



岩戸景気

岩戸景気というのは、1958年(昭和33年)の6月ごろから、
1961年(昭和36年)の年末まで42ヶ月続いた好景気の時代です。
また、1960年の年末には「国民所得倍増計画」が発表されるなど、
戦後の高度経済成長の始まりとなる時期でした。

神武景気といわれたときは、31ヶ月だったのですが、
それを超えたということで、神武天皇よりも前の時代、
天照大神が「天の岩戸」から姿を見せて以来の好景気、
ということで名付けられたのだそうです。

日本が好景気のときには、
「岩戸景気」「神武景気」「いざなぎ景気」というように、
神話にちなんだ名前がつけられるみたいですね。

岩戸景気では、スーパーマーケットなどの大型店舗ができて、
大量消費が広がり、流通革命の時代といわれました。
そして、多くの国民が中流意識を持つようにもなりました。



Nov 17 13:25 | 経済 | 管理

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