暮らしの中の経済
 
暮らしに役立つお金についてのお話です。
 



景気動向指数

景気の動きを見るときは、景気動向指数が指標になります。
景気動向指数は、CI(Composite Index)とDI(Diffusion Index)
の2つがあります。

CIは、構成する指標の動きを合成することで、
景気変動の大きさや量感を測ることが主な目的とされ、
DIは、構成する指標のうち、 改善している指標の割合を算出して、
景気の各経済部門への波及度を測ることが主な目的となります。

DIでは先行指数、一致指数、遅行指数の3つの指数が使われます。
先行指数は数ヶ月先の景気の動き、一致指数は景気の現状、
遅行指数は半年から1年遅れで反応する指数を示します。

景気動向指数は、景気が上向きか下向きかを総合的に示すもので、
3ヶ月前との比較を用い、拡大を示す指数の数を数えて、
採用している指数の数に対する割合を出します。
50%が、景気転換点の目安となっており、
一致指数が3カ月以上連続して50%を上回っていれば、
景気は拡大局面、下回っていれば後退局面と見ることができます。



Mar 31 10:23 | 経済 | 管理

この記事へのコメント投稿はできない設定になっています
コメントはありません。


(1/1ページ)